今日は前回ご紹介したショールームをリニューアルしましたよ。のお話しの続きのお話し。
営業もりたがお伝えします^^
木目調の大きなバーカウンターや、質感まで再現した原寸大のグランドピアノなど、大きなディスプレイ什器や家具は作った!!
他にもリボードで出来る事を表現するとしたら何だろう?
と言うトコロからアイデアを膨らませまして。。。
テーブルの上に置いているこちらの什器は、細かな仕切りやアクリルミラーがついている仕様。
コレまでご紹介しているリボード作品とは少し趣が違って見えるかと思いますが、コスメをディスプレイする為に製作したリボード什器です。
フレーム本体や見え掛りに8mm厚・16mm厚のリボード、細い仕切り部分には表面が滑らかな3mm厚の硬質紙を使用し全て紙製で作りました。
他のリボード什器と比べると目を引きづらいかな〜?地味かな〜?なんて思っていたのですが、素材や作り方などなど色々と語りたくなっちゃう作品なので、今回はコレを主役に1シーン作ってみる事にします。
コスメ用の什器だから、女性向けのアパレルショップのイメージかな??
大人の女性がふらっと立ち寄る様な、お洋服やコスメ、インテリア小物を販売しているセレクトショップにしたらどうだろう??
なんて具体的にターゲットや使い方のイメージを詰めていくとコスメ以外にもトルソーを飾る什器なんかもあって良いかも♡なんて、
いろいろなアイデア(欲とも言う)がモリモリ湧いてくるものです。
まずはプラン図を作成。
今回はスペースの都合上、 幅2.5M×奥行1.5M の中にイメージを作り込みたかったので、大きさの確認の為の平面図と、高さのバランスを確認するための立面図を作成してイメージしてみました。
あら?結構キツキツ。ここに小物を並べたらゴチャゴチャして什器が綺麗に見えない。。かな?と、思ったので
今回は敢えてリボード什器の表面には出力をせずリボードの白い素地を活かして小物(商品)で彩りを添える事にしました。
リボード什器が真っ白でシンプルな分、床にはちょっと色を入れてみましょうかね。
優しい色味が綺麗な黄色いパンチカーペットに、デジタルコンバーティングマシン Kongsberg C64(コングスバーグ)を使って切り文字のワンポイントを。
厚みが同じ2色(黄色とグレー)のカーペットを同じデータで切り抜き、象嵌の様にはめ込んでみました。
パンチカーペットにUVダイレクト印刷でロゴや文字を入れる事もできますが、この方法ならば摩耗で表面が荒れることもなく文字の輪郭も綺麗に表現する事ができます。
カーペットが出来たらリボード什器を並べて、小物を足して。。
大人の女性のアパレルショップが完成。
出力をしていないリボードの素地や小口処理をしていない断面から、この什器が紙から作られている事が視覚的に印象に残る様な仕上がりになりました。
紙製のリボード什器は軽く移動も容易に出来るので、少人数や女性だけ運営されている店舗へ取り入れていただいたり
昨今、重要視されている環境への配慮、リサイクル可能な素材を使用した什器として注目され、需要が高まっています。
私たちベレイマージ が考える 真っ白なリボード什器のセレクトショップのご提案は、弊社ショールームにて展示中です。
見学のご希望は担当営業まで、お気軽にお申し付けください^^